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スリランカ出張報告 事務局長 折居 徳正 (5/25/2005〜6/1/2005 その1)

5月25日から6月1日まで、スリランカの津波被災者の支援現場を訪問して来ました。津波発生直後に現地入りして以来、半年ぶりの訪問です。NICCOの事業地ハンバントタ県のほか、コロンボからハンバントタに向かう道中、ゴール、マータラと南部各県の様子を車内から垣間見ましたが、瓦礫の撤去はかなり進んだ一方で、未だにテント暮らしを続けている人々が見られたほか、多くの人が仮設住宅で暮らしている状況でした。

 

 

<被災家屋の改築支援>
NICCOは首相府との合意に基づき、ハンバントタ県タンゴール郡で、2005年3月から6月まで、約150戸の被災家屋の改築を実施しています。被災直後は約2-3mの高さで3時間に渡って海水に浸かった結果、この地域の家々は、家財道具を流され、瓦礫が散乱し、人々は命からがら高い場所に避難して助かったという状態だったとのことでした。4件に1件の家は死者を出しており、津波後半年を経てもまだ多くの家で悲しみが続いています。

 

 

 

 


NICCOの改築作業は、タンゴール市内のマダカティア、ダンカティア、コトゥエゴタの3地区内で、政府の規制に従って海岸から100m以上離れた家屋を対象としています。全ての家を日本人スタッフが一軒一軒回って、スリランカ人のエンジニアと共に見積もりを行い、被害の程度に応じて平等に改築が行われるようにしています。補修が可能な家は壁等の補修を行い、それが無理な家は基礎部分だけ残して完全に改築し、生活再建の基盤となる「我が家」の再建に大きく貢献できているのではないかと思いました。

 

 

 

 

今回現場を訪れ、NICCOスタッフが150軒の家を一軒一軒全て訪問して、住民一人一人と話をしながらきめの細かい改築作業を行う様子を見て、昨年のバム地震の支援の際に行った、被災者のテントを一軒一軒回って必要な数の衣料品を配った事業を思い出しました。このようなきめの細かい作業は、すでにNICCOのお家芸の一つと言えるかも知れません。


津波直後に物資を配ったり仮設住宅を建てた後、タンゴールから早期に撤退した国際NGOが多い中、外国人スタッフが被災者一人一人と話し合いながら事業を行うNICCOの活動は、被災者達から非常に好意を持って受け止められている様子が伺えました。



 


【支援募金の受付】
郵便振替:01070-5-60791
社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)
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マダカティア地区の補修した家屋を案内するスタッフの蓮岡。


この家は土台を残して完全に建て直す工事を実施した。


首相府との合意によりNICCOが改築を行ったことを示す看板。


 

 

●ハンバントタからの現地レポート2005年5月25日〜6月1日その2
   
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