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  南部アフリカ飢餓支援活動日記

                                    【2006年2月27日(月)
→3月4日( 土)】 報告者:岡本正志
(3月4日現在マラウィではリロングウェ市内の事務所を拠点に、スタッフ森田誠二、インターン岡本正志が活動しています。)
          
 
 
 
 

マラウィにおける農村開発の案件形成のための調査
※この調査はJICA大阪の市民参加協力事業の一環として実施されました。

○2月27日
・現地専門家とのミーティング
 明日28日、支援対象地を訪問するにあたり、行うべき事項の確認を行うためにミーティングを行った。

○2月28日
・ムワザマ村訪問
 まず、ムワザマ村を訪問した。チーフに会い、ダンボの現状を視察することになった。支援地域のダンボは大きく2つに分けられ、ムワザマ村が管轄するダンボと、スルウィ村が管轄するダンボがある。  
 ダンボ視察後村に戻り、ダンボの区画割当に関する話を行う。チーフ(村長)、TAセクレタリーの一人と話を行い、チーフが翌日村人を集め、区画割当に関する話を行うことを決定。

・スルウィ村訪問
 ムワザマ村と同じく、まずスルウィ村の管轄するダンボを視察する。
 スルウィ村のダンボの状況
 ・ダンボは村から徒歩20分ほどのところに位置する。
 ・スルウィ村のダンボにはマザマ村のダンボに比べ多くの水が残っている。ムワザマ村のダンボよりも下流に位置している。
 ・水も多く残っており、長靴を履いて行けるところまで歩く。所どころ水稲が植わっている。他は何も植わっていない。ダンボの入り口には水草が生え、刈ればそこも畑として使用可能。ただ入り口付近は少し高くなっているため、乾季になると低地から水を配水する必要がある。
 ・同じく、雨が降ると水かさが大幅に増す。
 チーフが村人を集め、翌日村人たちの間で区画割当に関する話が行われる。

・衛生環境、便の処理方法の実態調査
 スルウィ村の衛生環境、便の処理方法の実態を調査する。
 各家にトイレはなく、スルウィ村ではいわゆる公衆トイレが6カ所ある。土を掘り、その穴の中に用を足す。小さな小屋の中にそのような穴がある。ただ、土でできているため、雨が降ると土が崩れ、使うことができないトイレもあるという。尿と便は分けられていない。トイレに蓋はなく、近くに紙や手洗い場もないため、衛生的に悪い。土が崩れたり、し尿で穴がいっぱいになると、その穴を埋め、新たに穴を掘る。尿や便の堆肥化もなされていない。

・蚊帳の使用に関する調査
 スルウィ村において、対マラリア対策のため蚊帳がどのように使用されているかを調査した。
 蚊帳を使用している家は20軒、それぞれの家に父親の蚊帳と母親の蚊帳があるという。蚊帳は一つMK。妊娠している母親は50マラウィクワチャで購入できるという。この村で多い病気は、最も多いのが下痢で、次に多いのがマラリアであるという。

○3月1日
・現地スタッフの医療保険に関する調査
 現地スタッフのエドワードとデイビスの医療保険について、加入するためにどのような手続が必要かを尋ねるため、メディカル・エイド・ソサエティ(MASM)に向かう。医療保険制度に関する説明を受ける。

・NGO登録を行うための準備
 来週NGO登録を行うためブランタイヤに岡本とデイビスが向かう。登録を行うために必要な書類は何かを登録先機関へ問い合わせる。ブランタイヤで向かう先は、NGO委員会(CONGOMA)、登録事務所、NGO評議会である。
 また、ブランタイヤで宿泊するための宿の情報を電話で確認する。

・写真整理
 現在までに撮った写真の整理を行う。

○3月2日
・NGO登録を行うための準備
 NGO登録に必要な書類を聞き出すため、上記の3機関に電話とメールで問い合わせを行った。NGO評議会、CONGOMAへ提出する書類は確認できたが、登録事務所には連絡がつかなかった。インターネットカフェにおいて必要な書類をプリントアウトする。

・現地スタッフの医療保険について
 現地スタッフの医療保険への加入に際し必要な登録用紙をMASMに取りに向かう。手続の方法を確認する。

・銀行預金引き出し

○3月3日
・事業対象地における播種状況に関する整理
 支援対象地の村ごとの播種実施状況をまとめる。以前村人と話し合った中で、対象地を流れる川の低湿地であるダンボにおいては播種を行いにくいので、他の播種地を考えた。順調に播種が行われている村における、土地の区分け状況を次回調査する予定である。

・JICAマラウィスタッフと面談
 JICAマラウィのスタッフと面談し、JICAが行っている灌漑施設と養魚池の視察を行う予定である旨を伝え、視察が行えるよう調整を依頼した。

○3月4日
・現地会計整理
 これまでの収支状況、領収書の整理、現地スタッフ給与の確認を行う。3月の予算を立てやすいように、1ヶ月の食費状況、通信費、交通
費などを調べる。日本人スタッフに3月予算の相談を行う。

 
マザマ村・チポンダ村が管理するダンボ。水は現在は少ないが、雨が降ると水かさが一気に増す。両ダンボとも現在は水稲が植わっている。


スルウィ村の管理するダンボ。川の下流に位置するため、左記のダンボよりも水が多い。
深いところでは腰の当たりまで水が残っているという。


配布されたメイズとビーンズの種が播種され、芽が出ている状況。
植え方はインタークロッピング(混植)である。


村のトイレ。各家庭にトイレがあるわけではなく、公衆トイレのようなものが各村ごとに存在する。スルウィ村では機能していないものも含め6カ所ある。し尿は同じ所にする。手洗い場やトイレットペーパーはなく、衛生状況が悪い。
 


 

 
     
 

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