今回は、タイの洪水被災者支援のひとつとして、行った被災地でのクリーニングキャンペーンの様子を写真とともにレポートします。
2012年2月14日
タイは日増しに気温が上がり、日差しもきつくなってきました。
12月に、現地スタッフが「寒い」と言っていた感覚がよく理解できます。
現在、アユタヤ県プラナコーンシーアユッタヤー郡の貧困集落や、11月の支援開始当初に物資配布を行った地区などで、クリーニングキャンペーンを行っています。また、住宅が密集し、高床式住居の床下に水とゴミが溜まり、下水も整備されていなく家庭の生活排水が垂れ流し状態の、いわゆる衛生環境が劣悪な集落でも実施しています。このような場所は、蚊の発生源となりやすく、既に大量発生も観察されていました。
クリーニングキャンペーンの具体的な活動内容としては、側溝や排水溝の清掃になります。
特に、集落を取り囲むように整備されている排水溝や集落の入り口にある水路は、ゴミと泥で排水は殆ど流れない状態で蚊の幼虫であるボウフラが大量発生していました。
清掃作業は、25名の住民の"cash for work"で行いました。
(cash for work=被災者を復興事業に雇って賃金を支払い、被災地の経済復興と被災者の自立支援につなげる手法。)
日当を支払っていることもあって、住民も意欲的なため順調に清掃は進みました。作業の質も高いです。2日目も継続的、もしくは初日以上に働く姿を見て、清
掃に対する意欲、事業に対する理解と協力から、参加している住民が多いように感じました。また、行政の協力も大きく、初日は郡役所保健環境局ディレクター
が清掃用具を持って、職員や作業員と共に現れ、住民を激励して盛り上げてくれました。ゴミ回収車も特別に回してくれています。



左:ゴミ拾い開始!! 中:郡役所から貸し出された清掃用具 右:排水が流れる溝にゴミが詰まり流れなくなっている状態。



左:集落内の通路。コンクリの通路の下に、排水が流れているがゴミが散乱。 中:溝の中 右:実にいろいろなゴミが出てきます。



左:郡役所がゴミ回収車を用意してくれました。 中:集めたゴミの一部。本日は75袋! 右:ゴミを取り除き、水が
流れ始めた排水溝


左:終日マンホールに入って、泥とゴミをかきだしてくれた住民 右:ゴミがとりのぞかれ水が流れるようになりました。
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