
震災により多くの学校が被害を受け、子どもたちは不自由な環境での学校生活を余儀なくされています。そこでNICCOは皆さまからの寄付を募り、学校関係者や保護者からの要請に基づいた小中高校の再生支援活動を展開。これまでに陸前高田市や気仙沼
NICCOは4年前から滋賀県竜王町にて実践してきた"ふゆみずたんぼ"(冬期も田んぼに水を張る農法)を用いて、津波により被災した水田の塩分除去に取り組んでいます。また、がれき撤去が進んでいない田んぼには学生ボランティアを派遣し、田んぼの清掃を行っています。稲作の復興により、地域の文化やコミュニティの再生、農村の生物多様性による環境の保全を推進し、将来的には新しいブランド米の販売による収入創出を目指します。
東北の食の復興を支援するソウルオブ東北の有名シェフらの監修の下、東北の名産品を開発。そうしてできた商品を協力会社が全国のデパートやオンラインストアで販売することにより、被災地の生産者や加工業者の支援へつなげています。また、有名シェフを招いた食事会やお料理教室を通じて、仮設住宅内の交流を深めるコミュニティ支援も実施しています。
被災された方の中には、震災・津波時に大変な思いをされながら、不自由な面が多々ある避難所生活を送る中で心が揺れたり、不安を感じられる方もいらっしゃいます。また、仮設住居への入居が進み、被災者の孤立なども懸念されています。そこでNICCOは心のケアとして、安心とリラックスができるひととき「集い」と子ども向けの「心理社会的ケアプログラム」を実施しています。
NICCOは被災地の役に立ちたいと考える多くの学生や企業と被災地を結び付け、ボランティアとして送り出しています。これまでに、全国から集まった400名以上の学生ボランティアが、気仙沼市や陸前高田市にて、炊き出しやがれき撤去、田んぼの清掃などを行ってきました。被災地から帰ってきた学生たちによるネットワークも広がっており、全国各地で報告会や写真展など、被災地の体験を伝える取り組みが自発的に生まれています。またCSR活動の一環として、企業からの社員ボランティア派遣もコーディネートしています。
7ヵ所の仮設住宅にて、調査の上、食事の用意などに困難が見受けられる高齢者世帯を対象に、週に数回お弁当を配食しながら、声かけ訪問をしています。また、食事の配食は必要としないものの、病気のため食事制限がある方や、孤独感を抱えている方にも見守り訪問をしています。12月はのべ546食を提供し、声かけ訪問はのべ549人の方に行いました。
被災地では、一部損壊した建物の応急危険度が判定されないまま、被災者の滞在や、ボランティア等による片づけ、清掃等の作業が行われて危険な状態です。建物修繕の遅延や、被災者やボランティアへの二次被害を防ぐためにも、NICCOは、国内唯一の木造住宅の耐震性向上に特化した企業団体「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)」との技術協力により、建築専門家派遣による被災した家屋の安全確認を実施しています。
NICCOは、これまでイラク難民支援等で協力関係にあった「地球のステージ」の桑山紀彦医師が院長を務める東北国際クリニックとともに、東北国際クリニックでの診療のほか、名取市、岩沼市、陸前高田市の避難所での巡回診療に取り組み、のべ約2300名の方を診察しました。
被災地ではハエ、蚊など、感染症を媒介する害虫の大発生が問題となっています。NICCOは現地行政の要請に基づいて、国内唯一の害虫駆除企業団体である日本ペストコントロール協会と協力して、二次被害ともいうべき害虫の発生を、広範囲な被災地で予防しています。
地震と津波の甚大な被害を受けた陸前高田市は、市の行政機能が大幅に低下したため、直接避難所でニーズを把握し、物資の配布・調整を行いました。物資は企業から寄贈していただいたものも含め、これまでに発電機、洗濯機、高圧洗浄機、ソーラーパネルとLED照明(車のバッテリーを接続して使用)、衛生用品、仮設トイレ、洋式便座などを提供し、長引く避難所生活の改善に取り組みました。
名取市では被災者の方々と直接ゆっくり交流する機会を設けたいとの思いから、医師や看護師と協力し、避難所で肩もみを行いました。肩もみの後には、地元のホテルなどから野菜を調達し、サラダバーを提供しました。被災地の方々にとって久しぶりの生野菜であり、大好評でした。