11月05日 村上樹理
NICCOはジャパンプラットフォームの一員として、パキスタンの水害被災者支援に取り組んでいます。
インドと国境と隔てるパンジャブ州の南西部にあるムザファルガール県ガズィ・ガート郡の1,200世帯への緊急物資配付が完了しました。
これまで写真を中心にリポートしてきましたが、今日は配付時の様子について、言葉で綴りたいと思います。
配付の前日、物資を配付する予定の400世帯に対して、まずクーポン券を配付しました。クーポン券は、事前に行った世帯調査のリストを元に番号を振り分けて配付されます。
中にはクーポン券を大事にラミネート加工をして持って来てくれた方もいて、テントの配付を心待ちにしていることが強く伝わってきました。
物資の配付当日、配付所には朝からたくさんの人が集まり、テントを積んだトラックの到着を待ち構えていました。まず、普段NICCOスタッフの警備もしてくれている警察特殊部隊の人々が待つ場所でリストと配布したクーポン券を照合します。次に現地の提携NGO Safe Windsのボランティアが待つチェックポイントへ行き、再びリストとクーポン券を照合し確認します。このような2回の確認が取れたところで、受け取りにきた人々に拇印をクーポン券に押してもらい、NICCOも確認した証拠としてクーポンに穴を開けます。そして、テントが積まれているトラックまで移動してもらい、テントを手にする前にもう一度クーポン券のチェックがあり、ここでやっとテントが人々の手に渡ります。
配付されたテントは、担いで帰る人、自転車に乗せて帰る人、近所の人たちの分もまとめてバイクに乗せて2〜3このテントを運ぶ人など、様々な方法で被災者の家へ運ばれていきました。
そして、早速テントが建てられ、すべての配付が終わってガズィ・ガート郡を出る頃には、小さなNICCOテント村があちこちで出来上がっている風景を目にすることができるかもしれません。
早速、テントが使われている風景を見ると、配付してよかった!と言う気持ちがこみ上げてきます。