緊急災害支援


NICCOのアフガニスタン人道支援


2011/08/20 村田あす香

今回は、ジャパン・プラットフォームの一員として、アフガニスタン西部のヘラート州で実施している学校建設とともに行っている、女性を対象とした識字訓練の様子をご紹介したいと思います。
(このプロジェクトは、隣国イランからの遠隔操作方式で実施しています。)

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ア フガニスタン政府教育省によると、15歳以上の成人の識字率はアフガニスタン全体で26%、タリバン政権時代に女性の教育が制限されていた影響もあり、女 性の識字率は12%となっています。NICCOでは、上記の「国家教育戦略計画」の目標達成に貢献するため、学校建設を行っている3村で、女性を対象とし た識字訓練(小学校1・2年生レベル)を実施しています。

読み書きができるようになると、生活はどんな風に変わるのでしょうか。小さい頃から読み書きができる人にとって、想像するのは少し難しいかも知れません。7月末に実施したモニタリングで識字教室を訪問した際、女性たちが様々な経験を語ってくれました。
(写真:シャバッシュ村の風景。泥でできた丸い屋根の家が広がる)

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(写真:シャバッシュ村の識字教室の外観と中の様子)

"読み書きができなかった時は、電話を掛けるのにも人の助けを借りないといけませんでした。また薬を間違えて飲んでしまったこともあります。今では自分一人で電話を掛けられますし、標識や看板を頼りに医者に行くこともできます。"

" 読み書きができるようになると、生活を改善したり、外の世界とつながりを持つことができるようになります。毎日家の中で家事をしていたころは、新しい情報 を得る機会がなく、また他人と話すことがとても恥ずかしかったけれど、今ではクラスメートといろんな相談をしますし、初めて会う人とも堂々と話せるように なりました。"

"初めは夫が識字教室に通うことをなかなか許してくれませんでした。夫は神経質になっていたし、「その年で字を習って何の 得になるんだ」と文句を言っていました。しかし私は諦めずに通い続けていました。今では夫も教育の大切さを理解し、協力してくれるようになりました。家に お客さんが来て忙しい時でも、識字教室の時間になると遅れないように家から出してくれるんですよ!

女性たちはみな毎日2時間のクラスをとても楽しみにしています。もっと勉強して、家族やアフガニスタンのために役に立ちたいという夢を話してくれました。

最後に、習いたての字で書いてくださったメッセージカードをご紹介します。

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(メッセージの日本語訳)
神の名において
私たちは、ゴリャン地区シャバッシュ村を訪れた方々を歓迎致します。
私たちは、この村で学校を建設し、また識字教室を開いてくださったことに対して、深く感謝致します。
親切で博愛の精神にあふれた日本の方々に対し、
シャバッシュ村の女性たちからのご挨拶と敬意をお送り致します。