緊急災害支援


スマトラ島地震: 被災者支援報告 PART 2

●モバイルクリニック

NICCOの医療チームは、前回報告したリマ・コタ・ティムール郡の奥地にあるパダン・アライ村診療所と協力し、診療所の医師や看護師と一緒に、診療所まで来ることが困難な遠方の村々を回って、モバイルクリニック(巡回診療)の活動を実施中です。


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チームの構成は、過去2回のインドネシアの地震の際にも活躍し、インドネシア語も堪能な東ティモール人のアイダ医師。また同じく東ティモールから来たのが、NPO法人「地球のステージ」より派遣されて東ティモールに滞在中であった高島和音保健師。東ティモールではアイダ医師と一緒に常日頃からモバイルクリニックを行っているため、慣れたコンビですぐに事業に取りかかってくれました。さらにインドネシアでの青年海外協力隊を終えて日本に帰国したばかりだった伊藤奈保看護師。日本帰国1週間にしてインドネシアにとんぼ返りで戻り、地震の支援に当たってくれました。


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地震発生から5日後の10月5日(月)には、アイダ医師と高島保健師が被災地にかけつけてくれたため、6日(火)からパダン・アライ村にてモバイルクリニックを開始。さらに7日(水)には伊藤看護師も空港から事業地に直行してチームに合流してくれ、その後連日村々を回っています。

1日に集まる患者数は80名から100名程度ですが、多いときには180名もの人々が集まり、診療を受けました。今のところは雨季の到来が遅れていることもあり、幸いにも重大な疾患はなく、呼吸器系の疾患や野外生活が長引くことによるストレス等が主な症状ですが、今後もパダン・アライ村の全集落をカバーして、活動を続けていく予定です。


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写真:左上から
1.モバイルクリニック会場入り口。たいていは家の軒先を借りて実施。
2.受付は村の人が担当。この日は女の子が担当してくれました。
3.アイダ医師による診察。東ティモールでの巡回診療経験が豊富なため、このような僻地での医療支援には最適のドクターです。
4.向かって左が高島保健師、右が伊藤看護師。2人で医薬品を処方して患者に手渡して行きます。
5.伊藤看護師から、インドネシア語で薬の説明を一人ひとりに行って手渡して行きます。
6.地元のパダン・アライ診療所のエル・シャスミタ医師。この日は一緒に診療を分担してくれました。
←7.この日集まったお母さんと赤ちゃん達。

 

★その他のエピソードはこちらから
Part1: 出発と被害の状況
・Part2: モバイルクリニック
Part3: 医療チームをバイクで送り込む
Part4: 人々の強さと優しさ
Part5: 子ども達