■学校への備品配給
NICCOが支援活動を実施した西スマトラ州パダン・パリアマン県リマ・コト・ティムール郡には、24の小学校があります。このうち、今回の地震で、22小学校が倒壊、そして、残りの2小学校も損傷を受けました。
このような中で、小学校での早期再開が課題となり、郡教育局の要請を受け、全24小学校に対して、授業再開に必要となる備品を供給しました。
1)テント
インドネシア政府の計画では、授業再開のために仮設校舎の建設が打ち出されましたが、その仮設校舎が完成するまで、校舎が倒壊した小学校では、教室がない状態が続いていました。そこで、NICCOは、一時的に教室として使用可能なテントを19校に供給しました。
17校に対しては、大きなサイズ(6m×12m×3m)のテントを、また2校に対しては、小さなサイズ(4m×6m×3m)のテントを供給しました。
テントは10月中に各小学校に配送、このテントの供給によって、すべての小学校は3部屋分の教室を確保することができ、小学校の早期再開に役立ちました。

2)ホワイトボード、机・いすセット
また、NICCOは、全24小学校を対象に備品(ホワイトボード、机・いすセット)を配布しました。
・ホワイトボード:112個
・机・椅子セット:318セット(636生徒分)
現地は舗装されていない道路もあり、机・椅子セットをトラックで輸送する際、熱帯地方特有の一時的な激しい雨でできたぬかるみにハマって抜けられなくなり、救援に向かったトラックまでぬかるみにハマり立ち往生する、といったアクシデントに見舞われ、苦労もしました。
届いた机・いすセットを目の当たりにした子どもたちは、トラックに駆け寄り、進んで搬入を手伝ってくれ、その表情をのぞくと、笑みがこぼれていました。