○5月7日(日)
AM:農業省にて事務、PM:ビザ申請
ビザ申請のため、先週受けた血液検査の結果を取りに行く。HIVの検査でもされたのだろうか、日本なら匿名でできるのにと思いながら待っていると、ディイアナ技官がさっさと結果を持ってきた。「問題なし!」とにこやかに言われて、ちょっとホッとする。その後、3ヶ月間有効のビザをもらうため、警察署へ。パスポートに判を押すと完了。あっけない程、あっという間だった。
○5月8日(月)
AM:農業省にて事務、PM:電話代の支払いに同行
ヨルダンには、「銀行自動引き落とし」という便利なシステムはないのだろうか。電話代、水道代、電気代を毎回車で支払いに行くのは、時間の無駄でしかない。もう少しゆとりができたら、調べた上で、改善できる点はどんどん改善していきたい。
○5月9日(火)
AM/PM:農業省にて事務、17:00〜:農業組合ミーティング@ブルマステーション
運転手のサーレムがランチに招待してくれた。ズッキーニ、ジャガイモ、ナス、トマトの中に味のついたご飯を入れた伝統的な料理が並び、さっそく私のお皿に山のように盛られる。見た目は腰が引けるような量の多さだが、実際食べ始めるとお腹にどんどん入るのがヨルダン料理の不思議なところだ。次回は、NICCOオフィスで日本食でもご馳走しよう。

サーレムの家でのランチ
マジダ(左)@農業組合ミーティング
夕方、ブルマステーションにて農業組合ミーティングが開かれた。この時期、各農家は果物の収穫などで忙しく昼間にはなかなか時間が取れないため、この時間の開催となった。プログラムオフィサーのマジダ、コーディネーターの吉村・片岡と、農業省技官アハマド・シャーが参加。プロジェクトに関係する全9農家中8農家が集まった!この日の議題は、農業組合としての登録について、その他NICCO本部のアドバイスなどを伝え各農家の反応を見る。農家のおじちゃん達ひとりひとりに気を配り冗談に付き合いながらも話を進める、そんなマジダの姿はとても頼もしい。
○5月10日(水)
AM/PM:圃場モニタリング(J-2)
プロジェクト関連農家の圃場モニタリングは、今年9月の有機認証に向け1年間の記録と実際の圃場のチェックが行われる。たった9農家とは言え、各農場は広い。1日1農家が関の山である。それぞれの圃場境界線や活動実施記録のチェック(水遣り、耕作等)を実際に歩き回りながら行う。日頃の運動不足が身にしみる。とりあえずJ-2圃場は問題なし、一安心だ。

J-2農家アブ・アーメルと圃場を回る。
○5月11日(木)
AM/PM:農業省にて事務
NICCOにお世話になって6月末で1年を迎える。NICCOに足を踏み入れた当初、これ程までに有機農業に関わることになるとは思っていなかった。有機JAS認証、ヨルダンの農家の人達・農業省技官との交流、調整員としてのプロジェクトの進行まで、かなり面白い経験をさせてもらっている。今後これをどう生かすか、最近自分の中で模索中だ。人が生きていく上で欠くことのできない農業と自分の専門である環境保護を応用して、自分でプロジェクトをマネージメントしたいとも思う。また、もう少し専門的に勉強もしたい。帰国するまでになにかの形で結論が出るだろうか。
○5月12日(金)
休日。プロジェクトのオリーブオイル製造会社IOP社の工場長ラエッドが彼の農場に招待してくれた。ラエッドは、今年3月までは農業省技官としてプロジェクトにも大きく貢献し、IOP社に移った現在も良きアドバイザー的存在になってくれている。
オリーブのエキスパートとしてのラエッドは、本当に尊敬に値する。農業省技官時代から農家に技術面でアドバイスし、農家より絶対的な信頼を得ている。その理由が彼の農場にあった。ラエッドはそこで様々な試み何年もかけて行い、その結果成功した技術を農家に伝えているのだ。専門家として素晴らしい経験と豊かな知識を、IOP社でもより良いオリーブオイルを作るために生かして欲しい。
○5月13日(土)
休日。外出予定を変更し、家でのんびりする。何もしない時間もいいかなぁ、と最近思うようになった。年のせいか…。
|