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 イラン・アフガニスタン活動日記
  

                                                                                     インターン 萩原 宏子

                   
【 4.「あなたは神を信じるか」】       

 
 
 日本を離れて約3週間。かつてないほど、前髪も伸びてきました。
 時間の経過を感じます。
 「日本の歌を歌って!」とよく言われるのですが、「さっちゃんはね〜」やら「幸せなら手をたたこう」、「あんたがったどっこさ」と同じ歌を繰り返しています。
 ちなみに一番の人気は「幸せなら〜」の歌。
 一緒に「手をたたこう♪」の部分で、みんなで一緒に手をたたいています。

 「あなたは神を信じるか」
 ここ、ゴルシャールでは「日本人」というのは非常に珍しい存在。
 行く先々でいろんな質問を受けます。その中でも最も多い質問の一つが、宗教に関するものです。
 「あなたは神を信じるか」「あなたはムスリムか」「どの宗教を信じているか」
 私は何か特定の宗教を信仰しているわけではないので、
 「私は神を信じていない」「ムスリムではない」「特定の宗教を信仰していない」
 と答えます。あるとき私の返答を聞いた女の子が私にこう聞きました。
 「じゃあ人が死んだらどう弔うの」
 私は、「多くの日本人は特定の宗教を信じていないけれど、仏教のやり方で死者を弔う習慣がある」と話しました。
 「人が死んだら、骨を焼いて、それを大切に保管する。日本では神を信じている人は多くは無いと思うけれど、死者に対して敬意を払う文化があると思う」
 「私も親戚の家に行ったら仏壇の前で手を合わせてお祈り(念仏)をする」
 その友人は非常に興味深そうに私の話を聞いていました。
 「骨を傍においておくなんて、怖くないの」
 骨の話は、彼女にはとても不思議なものに思えたようです。
 逆に私にはあまりに当たり前すぎて、「怖い」とも思ったことはなかったので、彼女の反応は新鮮でした。

 日本人は「無宗教」とよく言うけれど、私たちが「無宗教」と思っているだけなのかもしれません。
 はたから見たら、何かの形で宗教的なものを持っているように見えるでしょう。
 かくいう私もアミニズム思想が好きです。
                       
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