社団法人 日本国際民間協力会
ホームNICCOとは情報公開協力方法書籍募集パーマカルチャーお問合せリンク
 緊急災害支援イラン・アフガニスタンヨルダンパレスチナマラウィ日本国内
ホーム > イラン・アフガン事業紹介
  1979年のソ連によるアフガニスタン侵攻以来、アフガニスタンでは22年に渡って戦争や内戦が続いた結果、多くの人々が命を失い、国土は荒廃し、数百万と言われる人々が難民として国外に逃げることとなりました。2001年10月にタリバン政権が崩壊した後アフガニスタンは国際社会に復帰しましたが、未だに不安定な治安、インフラや保健・教育サービスの未整備、失業と貧困、森林の消失等、多くの問題を抱えています。NICCOは2001年10月に調査を実施し、2002年2月からはアフガニスタンのヘラート州において保健医療、教育、緑化の支援を行い、同年10月からはイランのマシャッド市において、アフガン難民に対する職業訓練を実施しています。
【イラン・マシャッド市(IT職業訓練校)】
 アフガン難民の帰還後の就職と本国復興への貢献を念頭にIT職業訓練校を運営し、ITと英語の訓練を実施しています。
【アフガニスタン・ヘラート州(識字職業訓練、植林、建設)】
 アフガニスタンにおいては、校舎建設等の教育環境整備、女性対象の識字教育の他、植林・農業技術支援やカレーズ(地下水路)の補修を行い、緑の回復と住民の生活改善を目指しています。
 
 
                                                                     更新日:07/11/30  
   

2007年8月より10月までイラン・マシャッド市に滞在し、アガニスタン難民を対象としたIT職業訓練事業に携わったインターン・萩原宏子より活動レポートをお届けします。現地に滞在し、出会った生活、文化、人々。「思ったこと」、「感じたこと」を等身大の目線からお伝えします。ぜひご覧下さい!

レポート1(アフガン難民として生きること)
レポート2(イラン人とアフガン人、マジョリティとマイノリティ)
レポート3(彼女たちの「夢」)
レポート4(あなたは神を信じるか)
レポート5(ハザラ人の人たち)

       

 
 事業紹介
【ITと製版職業訓練(イラン・マシャッド市)】
                 プロジェクトの詳細はこちら

  ・目的: アフガニスタン本土から逃れてイラン・マシャッド市で生活をしているアフガニスタン難民の若者に対し、本国への帰還・就職を支援するためのIT職業訓練を行っています。初級〜上級のコンピュータ基本動作(ネットワーク、ハードウェア、DTP)に加え、初級・上級の英語コースもスタートしました。
 ・期間:2002年4月〜2008年8月
 ・対象者:マシャッド市ゴルシャール地区周辺の若年層
 ・事業委託団体・助成団体:外務省日本NGO連携無償
 
【植林と家庭菜園支援(アフガニスタン・ヘラート州)】
                 プロジェクトの詳細はこちら


 立派に育った苗木

 ・目的:長年の内戦や、2年前まで続いた大干ばつ、ヤギの過放牧による森林破壊、栽培過多、灌漑設備の不足、ついては世界的問題である地球温暖化の影響により深刻な問題を抱える緑と農業を再生することを目標とし、当地の農業文化と風土にあった植生を保護しながら、住民参加による小規模個人ガーデン(キッチンガーデン)形式での緑化を展開しています。
 ・期間:2002年2月〜2007年11月予定
 ・対象者:ヘラート州に位置する16村の住民延べ1,308世帯
 ・事業委託団体・助成団体:緑の募金(国土緑化推進機構)
 
【女性を対象とした識字教室
  (アフガニスタン・ヘラート州ヘラート市)】
                 プロジェクトの詳細はこちら

  ・目的:男性の識字率43.1%と比べ、女性の識字率がわずか12.6%(国連開発計画「人間開発報告書2006」)と著しく低いことから、女性の自立支援を目的として、識字教育クラスを開講しています。このコースでは、新聞が読める程度の識字能力の習得を目的とし、その他算数・保険・衛生といった科目も同時に教えています。
 ・期間:2006年4月〜2008年12月
 ・対象者:ヘラート市に住む女性40名
 
【教育環境整備(アフガニスタン・ヘラート州ヘラート市)】
                 プロジェクトの詳細はこちら

 ・目的:本事業は、教育環境を整備することによって、平和の中で安心して教育を受けられることの喜びを通じ、新たな国家作りに対する意欲を持つ新しい世代を生み出すことに貢献することを目的としています。
 ・期間:2002年8月〜2007年5月
 ・対象者:アフガニスタン・ヘラート州ヘラート市内男子校ハジャ・モハメド・タキ校(在学生数約3,700人)、エマーム・アブ・ハニファ男子孤児高校(在学生数約600人)、ファティマ女子孤児院(在学生数約150人)
・事業委託団体・助成団体:外務省日本NGO連携無償(特活)ジャパン・プラットフォーム(以上タキ校)、在アフガニスタンイタリア大使館(ファティマ孤児院)
 スタッフ・インターンの声
                        フェロー・麦田啓

 マシャッド職業訓練校で訓練を行っている生徒たちは17〜23歳程度の若者たち。午前中は家事と両立しながらどうにかして自分の世界を広げたい女子生徒、午後は仕事をしながらも自分のスキルを向上させて良い職を得たい男子生徒が通学しています。皆とにかく勤勉でタフで、日本人のゆったりしたペースでいくと鋭い突っ込みをされます。有望な才能を持っているにも関わらず、すでに遠い存在となってしまった本国に戻りやっていく自信がない彼ら。本国での長い戦争の記憶や、内戦時に自分たちの民族が差別され、虐殺された記憶が過去のものになるには、まだまだ時間を要します。国際社会に対して卑屈で被害者意識が強い彼らをすぐ近くで見守り、勇気付けるNICCO職業訓練校の存在は、単に技術提供の場としてではなく、若者の精神的な支えとしても必要だと感じました。
 
 インターンの部屋はこちら
  http://www.kyoto-nicco.org/internroom.htm
 活動風景

 
  
click( 画像が切替ります!)
 
【イランのアフガン難民について】
 アフガン内戦終結後の2002年において、イラン国内には約235万人ものアフガン難民が滞在し、難民の本国への帰還促進が重要な課題とされたことから、UNHCRやイラン政府等による難民の自主帰還支援が実施されてきた。
 イラン北東部に位置するマシャッド市(人口約350万人)は多くのアフガン難民が居住する地域であるが(登録されているアフガン難民は14万3千人)、特にマシャッド市内に15ある行政区の中でも最貧困区に位置づけられている第5区には、多くの難民(約6万人)が集中している。
    ※UNHCRマシャッドより

 NICCO職業訓練校のある第五区のゴルシャール地区に住むアフガン難民のほとんどは、モンゴル系民族のハザラ人で、日本人に良く似た姿格好をしている。50を超える少数民族を抱えるアフガニスタンの中で四大民族のひとつに数えられるハザラ人だが、歴史的に被差別民族として迫害を受けた経験を持つ。

【アフガニスタン・イスラム共和国について】
 人口:2,209万人(2006年:Afghanistan Statistical Yearbook)
 面積:652,225平方キロメートル(日本の約1.7倍)
 首都:カブール
 言語:ダリー語、パシュトゥーン語
 人種:パシュトゥーン人、タジク人、ハザラ人、ウズベク人等
 宗教:イスラム教(主にスンニー派のハナフイ学派であるが、ハザラ人はシーア派)
      ※外務省HPより

 
 事業年表
   

緊急災害支援イラン・アフガニスタンヨルダンパレスチナマラウィ日本国内
ホームNICCOとは情報公開協力方法書籍募集パーマカルチャーお問合せリンク
Copyright(c) Nippon International Cooperation for Community Development, all rights reserved. produced by bit.
アクセス解析CGI