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報告対象期間:2008年2月24日(日)〜2008年3月1日(土)
1.対象期間中の活動状況
(1)成果
<心理社会的ケアワークショップ (第10・11回/全18回)>
(ドラマセッション第2・3回目実施)
先週のドラマセッション第1回目に続き、即興劇を行った。まず、参加者が一人ずつWS参加者の前に出て、与えられたテーマ(悲しみや喜びの表現、驚いた時や眠い時、現在の自分とは正反対の存在である老人、自分と逆の性別の人間の様子等)から即興で考えた演技を披露した。舞台上では衣装や小道具を使いながら演技する事からも、実際にブランケットや杖等の小道具を使用しながら、担当ファシリテーターの個性によるユニークな題材での即興劇が行われた。(例:靴にとげが刺さった様子、目薬をさしている様子、酔っ払い、お腹がすいた赤ん坊、不良少女、変なおじさん、深夜の空腹の猫、ベドウィン街へ行く等)
個人による即興劇後は2〜6人のグループに分かれ、グループ間でショートストーリーを考えてWS参加者の前で演じた。自分達で考えたストーリーを他グループの前で発表して様々な反応を得たり、他グループの演技を見る事は子供に大きな刺激となったように見受けられた。全グループの演技終了後、各グループの演技について意見を出し合い、3月末のドラマ発表会でどんなストーリーを演じたいかを話し合った。
WS参加者の子供が普段見ているアニメーションに登場するキャラクターの表情や振る舞いについての気付きを発表させたり、くじ引きで即興劇のテーマを決める等、ファシリテーター側もWSを盛り上げる工夫を凝らすようになり、成長が見られた。前フェーズと比較し、WSの内容がよりオーガナイズされ、ファシリテーターもWS参加者もWSの目的に対する理解がより深まった様子がうかがえた。
(2)課題・問題点と対処状況
与えられたテーマをいかに面白く演じるかを競い合うようなグループもあれば、演劇に慣れていないため周囲の様子を見ながらそそくさと演技するグループもあった。題目を与えられると、大方の子供は「私が演じる!」と積極的に挙手をし、指名されると臆することなく演ずるが、グループメンバーの前で演じる事を拒む子供も若干見られた。演劇セッションを始めて日が浅いためだと思われるが、今後の経過に注意する必要がある。
2. 事業実施をめぐる環境の変化
(1)政治・社会状況の変化
特になし。
(2)環境変化による事業への影響
特になし。
(3)広報
3月1日(土)に朝日新聞中東アフリカ総局カイロの田井中記者による取材を受ける。ザルカのNICCOワークショップセンターにてワークショップをご見学頂いた後、NICCOの活動およびイラク難民支援に従事する国際スタッフに関する取材を受けた。
(4)その他
UNHCR事業のワークショップは120分間で、前半45分を舞台に関する講義、15分の休憩を挟み、後半45分を演劇の実践、最後の15分でその日の振り返りをするという構成で行われている。前半の講義では、当事業ドラマダイレクターのディマスが身体表現やリズム、台本、舞台についての講義を行った。後半の実践では、10人程度のグループに分かれてショートストーリーを作り、全参加者の前で演技した。披露されたショートストーリーは、学校での体罰など日常的に見られる暴力や差別を描いたものや、アラビアンナイトを彷彿とさせるものがある等、多様性が見られた。
現在のUNHCR事業の参加者は、10歳代前半のJPF事業第1フェーズ終了者と10歳代後半のティーンエイジャーに大きく分けられるが、グループでの話し合いや演劇の練習をする際、年長の参加者が主導権を握りすぎてしまわないようにするなど両者をうまくまとめていく配慮する必要がある。
ドラマセッションの様子@
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ドラマセッションの様子A
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