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                                  【 スマトラ島沖地震被災者支援事業】    
   【概要】
 ・目的:被災者に対する外科・内科を中心とした緊急医療支援
 ・期間 :2007年9月14日〜2007年10月11日
 ・活動地域:インドネシア・スマトラ島 バンクル(Bengkulu)州モコモコ郡
 ・派遣者:調整員2名、医師2名、看護師1名
 ・事業委託団体・助成団体:(特活)ジャパン・プラットフォーム(JPF)
 
【背景・目的】
2007年9月12日現地時間午後06:21(日本時間午後08:21)、スマトラ島バンクル(Bengkulu)州南西沖105kmの海底30kmを震源として、マグニチュード8.4の地震が発生しました。その後も引き続きマグニチュード4.9から7.8の余震に見舞われており、また津波警告も繰り返し発令されていました。
そこで、NICCOはジャパン・プラットフォームの一員として、9月12日(水)、インドネシア・スマトラ島沖で発生した地震による被災者に対し、現地スマトラ島において緊急医療支援を行うことを決定し、現地で支援活動を行ってきました。
                                           2008年3月7日  
 

9月14日に日本人スタッフ2名が調整員として日本から出発し、15日にバンクル県に到着しました。その後、現地行政機関の保健局と協議し、県庁所在地のバンクル市から車で7時間かかるモコモコ郡において、5箇所の保健所をサポートする他、周辺村でのモバイルクリニック(巡回診療)を実施することに決定しました。この地域は今回の地震で最も被害を受けた地域の1つであり、多くの診療所が損壊し、また多くの住民が外で避難生活を送っていることから、緊急のニーズに即して支援活動を行っています。
18日に安達看護師が到着し、現地医師と協力して医療支援活動を開始。翌19日には藤川医師が現地入りし、診療を開始しました。20日には数人の現地スタッフも新たに加わり、本格的にモバイルクリニックを実施しています。時には、200人を超える患者さんが待っているという状況でしたが、患者さんが殺到する状況の中でも、夕方まで献身的に診察を行っています。診察後は、藤川医師に処方した薬を手に、嬉しそうに帰っていく村人の姿が多く見られました。患者からは、「地震のショックから、食欲をなくしていたが、薬を処方してもらえたので有難い」、「日本人の優秀な医師に診察してもらえて嬉しい」「薬がなかなか買えないので、治療して薬をもらえてよかった」等のを意見を頂戴しています。

また、9月20日、バンクルの知事(Agusrin M.Najamudin ST氏)がジャカルタの慈善団体と共に会合を開催し、知事よりバンクルの被害状況に関して、「死者数が15人であったために被害が少ないとメディアでは扱われてしまっていますが、実際にモコモコ等での被害は甚大です。モコモコまでは、陸路で非常に時間がかかるため、メディアではほとんど報道されていないのが遺憾です。しかし、NGOや団体が支援に駆けつけてくれており、特に日本から来た国際NGO、NICCOに感謝します。」とのお言葉を頂きました。

      
 患者さんを献身的に治療する藤川医師と安達看護師の姿。

    
 巡回医療開始後5日間で500名近くの患者を受診。

 
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