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9月14日に日本人スタッフ2名が調整員として日本から出発し、15日にバンクル県に到着しました。その後、現地行政機関の保健局と協議し、県庁所在地のバンクル市から車で7時間かかるモコモコ郡において、5箇所の保健所をサポートする他、周辺村でのモバイルクリニック(巡回診療)を実施することに決定しました。この地域は今回の地震で最も被害を受けた地域の1つであり、多くの診療所が損壊し、また多くの住民が外で避難生活を送っていることから、緊急のニーズに即して支援活動を行っています。
18日に安達看護師が到着し、現地医師と協力して医療支援活動を開始。翌19日には藤川医師が現地入りし、診療を開始しました。20日には数人の現地スタッフも新たに加わり、本格的にモバイルクリニックを実施しています。時には、200人を超える患者さんが待っているという状況でしたが、患者さんが殺到する状況の中でも、夕方まで献身的に診察を行っています。診察後は、藤川医師に処方した薬を手に、嬉しそうに帰っていく村人の姿が多く見られました。患者からは、「地震のショックから、食欲をなくしていたが、薬を処方してもらえたので有難い」、「日本人の優秀な医師に診察してもらえて嬉しい」「薬がなかなか買えないので、治療して薬をもらえてよかった」等のを意見を頂戴しています。
また、9月20日、バンクルの知事(Agusrin M.Najamudin ST氏)がジャカルタの慈善団体と共に会合を開催し、知事よりバンクルの被害状況に関して、「死者数が15人であったために被害が少ないとメディアでは扱われてしまっていますが、実際にモコモコ等での被害は甚大です。モコモコまでは、陸路で非常に時間がかかるため、メディアではほとんど報道されていないのが遺憾です。しかし、NGOや団体が支援に駆けつけてくれており、特に日本から来た国際NGO、NICCOに感謝します。」とのお言葉を頂きました。
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患者さんを献身的に治療する藤川医師と安達看護師の姿。
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巡回医療開始後5日間で500名近くの患者を受診。
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