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アフガニスタンレポート
インターン 笠田 亜希
植林事業 @
〜 差は歴然 〜
ヘラート大学の農地にて、NICCOから種から約1年間育てた苗木の配布を受け、農民一人一人が自分のやりかたで育てます。最初の苗木の状態に、多少差があったようですが、似たり寄ったりの苗木が、環境がほとんど同じ村の中でも、大きな違いを生み出しています。きちんとやれば、それだけ結果がついてくる。農林業で結果を見るのは時間がかかると思っていたけど、予想以上の反応の早さにびっくりしました。
丁寧に生活しているという感じの土地は、空気が澄んでいてすがすがしく、作物も気持ちよさそう。適当に世話をすると、作物自体も疲れた感じで、周りの空気もよどんでいる。自分では気づかないのかもしれないけど、他人が見たら一目瞭然で、その差は歴然。創意工夫、アテンションとケア、知力と労力がその差をどんどん広げていきます。時間を経れば経るほど、どれだけ力を入れて、日々世話をしたのか、ということがより一層濃く、より一層鮮やかになっていく。何も隠すことができない、植物と土地の反応の誠実さに農林業の魅力を感じました。
大賞。(ヘラート西部ガルワン村)
りっぱな幹が!苗木が見事に木に、森に、果樹園に成長していました。あまりのすごさに本当に2-3年前に配布された苗木がここまで育ったのかを何度も確認してしまうくらい、立派に成長していました。すでに市場にも出荷して、金銭を得ています。
素敵な暮らし。(ヘラート西部セイナン村)
きれいにデザインされ、清潔感にあふれ、美しい庭を造ったこの人は、もちろんNICCOが配布した苗木も大切に育てていました。苗木を最初に植えたときから、木になった状態を想像し、すでに庭のデザインに組み込まれているだけあって、ちゃんと世話されていました。
すくすく育ってます。(ヘラート西部アザダン村)
あまりにも長―く伸びているアーモンドの木。他の苗木もこれくらいに成長したけれど、太く、強く育てるために160cmくらいで切り落としたということです。
ヘラート西部アザダン村
あと一息!
ヘラート西部タラバ・ソフラ村、セイナン村
どんどん木らしくなってきて、来年が楽しみ!
ひょろひょろ苗木。(ヘラート各村)
ヘラート西部ガウブタン村、ガルワン村
背丈は小さいのですが、花をつけはじめました。つまり、今年から実がなります。
かろうじて生きているのか?生死をさまよう苗木たち。(ヘラート北部ホジャ・サルボール村)
見えるでしょうか?細くて小さい枝のような苗木が。苗木を配って2-3年間この状態が続くと、もうあえて世話もしてもらえません。うまく育たない理由が水不足、と言っている農民の多くは、実は不足しているのは水よりもアテンションとケアだと思いました。
立派に育っている苗木の理由のひとつは肥料。年に1回、多くて2回、家畜の糞のみ、もしくは市場で買った化学肥料とあわせて与えています。
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