社団法人 日本国際民間協力会
ホーム情報公開協力するには書籍募集情報パーマカルチャーお問合せリンク
国内事業アフガニスタン事業イラン事業ヨルダン事業ベトナム事業ラオス事業
アフガニスタン事業紹介  

ホーム > ジャワ島緊急人道支援 > 緊急医療支援レポート10

  ジャワ島地震緊急医療支援レポート

                                  【2006年7月2日(日)〜7月8日(土)

                                                                      ジョグジャカルタ 安達恵子
     
       (7月8日現在、インドネシアではスタッフ3名が活動しています。)          
 
 
 
○2006年7月2日(日)
 本日はジャパン・プラットフォームさんのモニタリングということで、お昼前にディリンゴ入り。またしても、ウタミさんに協力していただき、事前にチョイスしていたモバイルで廻った村を訪れる。車から降りると「ああー」と、声を上げ近寄ってきてくれた村の方も多く、私もついつい興奮してしまった。まだまだ印象に残っているようだ。良かった良かった!

○2006年7月3日(月)
 本日はまたまた新しいプログラムに加えていただいた。診療所と小学校再建だ。看護の道に入り込み10年以上経つが、医療とはまったく別の専門性のある仕事に加わったのは初めてである。建築?土木?全く接点のない生活をしてきた私にとって、新たな扉を叩いた新鮮な気持ち。医療を離れると、ただほんの少しインドネシア語を話すことが出来るただの日本人。何をポイントに事を運ぶのか正直全く分からない…。でも、それがまた面白い!他のスタッフに教わりながら、足を引っ張らぬように力になりたい。

○2006年7月4日(火)
 本日は幼稚園のテント配給の会議のため、朝から村へ。集まってくれた約20名の園長は全て女性。しかも熟された女性、いわゆる「おばちゃん」。私はインドネシアのおばちゃんが大好き!日本の大阪のおばちゃんを想像してもらえれば分かりやすい。噂好きだから自然にあらゆる情報が飛び込んでくるし、色んな知恵を知ってるし。インドネシアを知りたければ、おばちゃま達と仲良くなるのが一番手っ取り早いかも。


配給会議中

○2006年7月5日(水)
 本日は午後からクリニックU建設についてのミーティング。今回の震災の教訓を含め耐震設計ワークショップを兼ねた建設プログラム。クリニック側のみんなはもちろん真剣な眼差しの中、佐藤さんの言葉でミーティングが進められていく。ポイント、ポイントに上手く自然な笑顔を見せる佐藤さん、インドネシア人の心読めてるのかしら?なかなか上手だなぁ〜と感心する。
 お互いが条件を出し合い、お互いにとって少しでも良いものとなればいいのだが、そう簡単にはいかないのが現実。きれいごとでは事は進まぬであろうが、援助する側はいつでも対象者の気持ちになるべきだと私は思っている。「私がこの立場なら」の気持ち。例えば、これを機会に少しでも規模を大きくして、使い勝手の良い設計にしたい。そんな気持ちは当然である。決して彼らが援助に甘えているばかりだとも思わないし、それを嫌な顔で聞こうとも思わない。出来ればそんな希望をまずはドンドン伝えてもらう方がいい。
 以前にもどこかで記したことがあったと思うが、交渉や駆け引きは自分のフィールドで行うのがポイント。まずは「私達にはこんなことが出来るんです!」とセールスポイントをアピール。それで、対象者の興味、視線をこっちに向ける。これで既にこっちのフィールド入り。そこで、向こうの気持ちをドンドン吐かせる。ここで、なかなか吐かない場合は、相手が隙を見せまいと力を入れていることが多く、更なるコミュニケーションが必要。こちらが耳を傾ける姿勢を見せることも、上手く吐かせるためのコツ。そして、ここからは飴と鞭。いままで、相手の言いたい放題な言葉をジッと聞いていたこちら側にすれば、すぐにでも鞭を入れたいところ。しかし、ここで焦ってはいけない。まずは飴を並べてみる。飴飴ときたら、ここで初めて鞭。これ、簡単なことに思えるが、この簡単なことが結構難しかったりする。後はこちらのペースに。
 国際協力を始めてたった3年目の私が、何だか分かった様にこんな風な考えを口にしてしまうのもどうかと思うが、いろいろな方法で挫折も味わいようやく納得しつつあるのがこの方法。もちろん、どこでも通用するとは思わないが、どこにいても対象者は同じ人間。覗いてみると心も良く似ているものである。

○2006年7月6日(木)
 本日は言語面において苦戦な1日。ちょっと凹むが、これが現実…。

○2006年7月7日(金)
 本日は七夕であるというのに、とにかく劇的な始まりであった。あんなにも毎日ミーティングを行い、何度か話し合い相手側にこちらの条件をのんでもらった上で設計図も仕上がり、さあって時にまさかのクリニック建設計画キャンセル。朝からこの報告を受けガックリと肩を落とす…。夜まで引きずる…。

○2006年7月8日(土)
 本日より幼稚園へのテント配給開始。本日は第1日目。デモンストレーションを兼ね代表の幼稚園へ各幼稚園園長並びに実際にテント組み立てを手伝ってくれる男手に集合願った。
 朝からいいお天気に恵まれて、いよいよ開始。こんなにも大きなテントの組み立てプロセスをはじめから眺めるのは初めてで、かなりワクワク!
 なるほど!こうやって組み立てていくんだ!
 約2時間で完成した真っ白なテントは、青空と自然に囲まれた緑に良く生えて輝いていた!その後テント内で茣蓙を敷いての会食。まるでピクニックのようで笑顔がこぼれる。
 白色テントでも炎天下においては多少暑さを感じるが、園児が使用するのは午前10時までの間。上手く風さえ通れば、勉強に遊びに思う存分使用できるはずだ。
   

     デモンストレーション                記念すべき第1台目の完成                        大人のピクニック
 
以上
 
 

社団法人日本国際民間協力会(NICCO)京都本部
TEL: 075-241-0681 FAX: 075-241-0682 E-mail: info@kyoto-nicco.org

●ジャワ島地震緊急人道支援募金の受付
1. 郵便振込:01070-5-60791 (通信欄に「ジャワ島地震募金」と記入)
  口座名:社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)

2. クレジットカードやジャパンネット銀行の口座からの募金:
GambaNPOのサイトへ!

  国内事業アフガニスタン事業イラン事業ヨルダン事業ベトナム事業ラオス事業
ホーム情報公開協力するには書籍募集情報パーマカルチャーお問合せリンク
Copyright(c) Nippon International Cooperation for Community Development, all rights reserved.
アクセス解析CGI