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  ジャワ島地震緊急医療支援レポート

                                              【
2006年6月10日(土)】
                                                                            安達 恵子(看護師)
     
       (6月10日現在インドネシアではスタッフ1名、看護師1名、医師1名が活動しています。)          
 
 
 
2006年6月10日(土)
 本日の診療場所はムントュクのカランガセム。ここも道の悪い坂の多い地域。徒歩で坂の上まで行ってみるが、とても往復する気にはなれない。
午前8時30分に私達が到着した時点で、既に乳幼児を抱いた母親達が集まっていた。アイダ医師による母子栄養指導が約20分行われた後、9時15分より診療が開始。
 私はいつものように薬品を担当。この数日間この薬達と接しており、医師の処方パターンも把握しつつあり、少しずつはスピードアップしている模様。途中から「通訳をしたあげる」と地元の女性が私の隣に座り、高齢者を中心とした服薬方法の説明を手伝ってくれた。また、落としたての椰子の実ジュースを頂いたりとインドネシア人の優しさに触れ、この様な優しさに私達が救われる。そして活動合間に、ついに(遅いですが…)、ジャワ語講座を開いてもらう。服用説明に関する単語をゲット!
防衛庁の災害派遣班の方々やJICAの調査団にお会いする。JICA関係者の中には協力隊員時代にお世話になっていた方もおられ、懐かしい思いにさせられた。まさか、こんな村の中で再会できるとは…。
 そして、活動合間を利用し不足している物資について住民へインタビューする。「衣服なども欲しいが、家屋再建のための人手が欲しい」「子供のおもちゃ」「バイク」など。
 あと、問題になっていた重複診療。受付時に受診の有無・時期・内服の有無等をチェックした結果、82名中35人が震災後の診療を受けている。その中でも最も多いのが10日前。次いでほぼ変らない人数が挙がったのが3日前。そして、診察時の内服薬を所持している人が13人。既に飲み終えた人が23人であった。「今は3日間毎にこうやって来てくれているよ」との声…。こうなると、数より内容が重要になりそうだ。
 13時診療を終了する。ジョグジャへの帰路でアクティブなメラピ山が綺麗に見えるスポットを通過。わお!と歓声を上げ思わず温泉を連想すると共に、これ以上この地域に災害がないことを祈った。


 
 子供の体重を測定中                                 アイダ医師による母子栄養指導の様子
 
 

社団法人日本国際民間協力会(NICCO)京都本部
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